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HONDA セダン
2024.07.12

Vol.30【ホンダ アコード】

Vol.30【ホンダ アコード】

ホンダのフラッグシップを担う11世代目の「アコード」に試乗した。

“調和”するクルマがフラッグシップに!

初代は1976年に登場し、実に48年もの歴史を歩んでいる「アコード」。「調和」という意味を持ったアコードは今回で11代目となり、ホンダの最上級車種という役割も担うことになった。また、セダンが低迷している現代において、改めてセダンの魅力を再発見してほしいというメーカーの熱意もプレスリリースからは実感できる。

11代目アコード3つのチェックポイント

①ホンダのフラッグシップとしての役割

クルマとしての基本性能、乗り味、走りの楽しさなどフラッグシップモデルとしての魅力が十分であった。一方でトランクルームや後席のアームレストのしつらえ方など、改善してほしいポイントもいくつかあった。そのあたりは今後の改良に期待したい。

②新感覚の乗車体験

Google搭載で音声認識でナビゲーションの操作はやりやすかった。また今回の特徴である「エクスペリエンスセレクションダイヤル」という中央のダイヤルで、様々な機能を操作できたりするのもやりやすく、これはホンダ車として今後どんどん採用してほしいと感じた。また、人気のアンビエントライトで室内の雰囲気が変更できたのもよかったと思う。

③新開発「スポーツe:HEV」

とてもいいフィーリングのハイブリッドであった。「シビックハイブリッド」も気持ちのいい走りにかなり魅力を感じたが、今回のアコードはそれを上回るもので、ハイブリッドも磨けばまだまだ魅力的なパワーユニットになるということの一例といえると思う。また、車両重量もそこまで重たくなく、軽快感のある走りと、スポーティな走り味、回答性の良さなど「スポーティ」に楽しめるセダンであることも魅力を感じたところであった。

11代目「ホンダ アコード」についての詳細はGo!Carチャンネルをご覧ください。

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ホンダ アコード e:HEV主要スペック

<寸法・重量>
全長…4,975mm
全幅…1,860mm
全高…1,450mm
ホイールベース…2,830mm
車両重量…1,580kg

<エンジン・トランスミッション>
排気量…1,993cc
種類…水冷直列4気筒横置DOHC
最高出力…108kW(147PS)/6,100rpm
最大トルク…182Nm(18.6kgm)/4,500rpm
使用燃料…無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション…電気式無段変速機

<電気モーター>
種類… 交流同期電動機
最高出力…135kW(184PS)/5,000~8,000rpm
最大トルク…335Nm(34.2kgm)/0~2,000rpm

<動力用主電池>
種類…リチウムイオン電池

<駆動方式・燃費>
駆動方式…前輪駆動(FWD)
燃料消費率(国土交通省審査値)
・WLTCモード…23.8km/L
・市街地モード…20.5km/L
・郊外モード…27.0km/L
・高速道路モード…23.6km/L

Writer

Gocar Gocar

Go!Carチャンネルのキャスター。2015年ホワイトハウス入社。2016年3月からGo!Carチャンネルをお送りしているが、免許取得後すぐ各種試乗インプレッションを行っており、これまでに試乗した車種は700車種を超える。毎週日曜日16:00からは「Go!Carライブ」をGo!Carチャンネルにてお送りしており、視聴者の皆さんとのふれあいを毎週楽しんで放送している。
レディオキューブFM三重(78.9MHz)にて、「Ericar・Gocar Auto Ensemble♪」というラジオ番組のパーソナリティも務めている。

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